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気付けばとんでもない月日が……。
時が流れるのは早いですね。
子供が産まれてからは、怒涛の日々が始まりました。
ぶっちゃけ、育児舐めてました。
あんな寝不足がきついものなんて、夢にも思わなかったです。
世の中のお母さんって、ほんと凄い。
元々自分は心配性です。
やっと慣れてきた病院も、5日もすれば退院。
退院が明後日、明日と迫るにつれて、とてつもない不安に駆られました。
退院したらどうしよう。
ちゃんと夜中泣いた時に起きれる?
ちゃんとうまくできる?
などなど…色々な不安が沸いても沸いても尽きずに出てきて。
周りの方たちは経産婦さんばかりで、初産婦さんは自分を除いて1人2人しかいなくて、勝手に追い詰められた気分になってたりして。
凄い手慣れたように赤ちゃんのお世話をしてるように見えてたんです。
自分でちゃんとやらなきゃ。
そんな考えが支配していて、凄い固定概念みたいなのがありました。
退院した初日の夜に、ミルクを零した旦那を怒鳴りつけました…(笑)
今思えば、何であんな小さなことで怒ったり悩んだりしたんだろうって、本当に不思議に思います。
ホルモンバランスの関係や、心配性で色々と考えすぎていたのだとは思うんですけど。
八つ当たりされても何も言わずに片付けたりお世話したりしてくれた旦那には、感謝してもしきれません。
旦那だってパパ初心者なんだから、出来なくて当然なんです。
2人で一緒に成長していきます、自然と。
それでもその時は「何で出来ないの!?」と、よくイライラしていました(笑)
子供は4か月から完全ミルクなんですが、元々自分のお乳が中々出てませんでした。
マッサージをしても痛いだけで、そんなに良くなかったんだと思います。
子供も全然飲んでくれませんでした。
周りからは母乳がいいと言う人が多くて、それでまた悩んでと…ほんとに悩みが尽きませんでした。
母乳が絶対!とか、ちょっとでも母乳じゃないと……と、悩んでいるおかあさん方。
全然ミルクでもいいです!!!
ミルク飲むと太るんじゃないの?
全然そんなことないです!
赤ちゃんそれぞれ人それぞれ。
うちの子、完ミのくせにムチムチにならずちょっと残念に思いました(笑)
ミルクだとお出かけに荷物が増えるんですが、自分はそんなに増えたかな?って感じでした。
勿論出かける時は下調べしますが、今は大きいスーパーとかやアウトレットとかにはお湯が常備されてる所が殆どです。
何ならベビー用品を売ってるお店があるなら、そこで液体ミルクを買ってあげたらいいんです。
でも好き嫌いがあるみたいで、うちの子はあまり液体ミルクを飲まなかったので、いつもミルクを持って行ってました。
でも持っていくのは粉ミルクとおさ湯ぐらいで、リュック1つで出かけてましたよ。
友人に「荷物少な過ぎない?」って心配されるほどでした(笑)
ミルクだと免疫力がつかないかもしれません。
でもうちの子、1歳半過ぎるまで熱も出さずに健康に過ごしました。
またそれはおいおい書くとして……。。
少し時を遡って、子供が2か月になり、初めての予防接種を受けた時です。
つづく。
2
妊娠した年は引っ越しも重なり、あっという間に日々が過ぎていきました。
つわりも軽い食べつわりだけで、仕事も普通にこなしてました!
たまーーに臭いにやられたり食べすぎたりでしんどい思いはしてましたが…笑
それでもマシな方だったと自分でも思います。
妊婦健診でも何も引っかかることなく、順調に予定日の約1ヶ月前。
無事に引っ越しも終わり、最後の自由だーー!と、好きなアーティストのライブに行きました。
ロックとか激しいライブではないんですが、まぁノリノリで過ごして楽しい時間でした。
そしてその2日後。
夕方くらいにお腹が痛いなーと思いトイレに行き、用を足してもずっと痛い。
ぐぐぐ…、と何度もくる痛みに、横になってれば治るだろうとソファで寝転がっていました。
なのに治らない。
旦那が夜勤で起きてきて、初めてそこで病院に連絡をいれました。
「すぐに来てください」
旦那に仕事を休んで貰って、病院に連れて行って貰いました。
初めての妊娠だったので分からなかったんですが、初めてお腹の張りだったと病院に着いて検査中に気付きました。
子宮口は開いてなかったので、注射で張りが落ち着くのを待ちました。
そして、2時間が経過した頃。
落ち着かない為、入院が決まりました。
人生初の点滴生活でした。
旦那も帰れると思ってたので、突然の入院で軽いパニック状態。
既に出産入院セットを準備してたんですが、追加でいれる物を忘れて病院を2往復ぐらいしてました笑
幸いにも張りが落ち着いて、約5日間の入院でした!
それでもコロナ禍で面会も出来ず、殆どベッドから動けないのは少し辛かったです。
偶に動く赤ちゃんが話し相手でした。
退院してから1ヶ月ぐらい経った後、予定日より10日以上早く、無事に元気な子供が産まれてくれました。
初産にしてみれば10時間かかってないスピード安産。
それでも死ぬんじゃないかっていう程の痛みでした…。
母親って凄すぎる。
そう思えた瞬間でした笑
つづく。
1
初めまして。藤々れんです。
詳しくはプロフィールに書かせて貰ってるので、良ければ読んでやってください。
ではでは早速。
旦那とは友人の紹介で知り合いました。
付き合ってとんとんとーーーんと話が進み、1年記念日には籍をいれたスピード婚です(笑)
結婚式も無事に終え、自然と子供のことも考えるようになりました。
まあ授かりものだし。
赤ちゃんが来たいと思ってくれれば妊娠するだろう。
と、夫婦で呑気に考えてました。
とは思っても、やっぱり頭の片隅で気にはしちゃうもの。
ドラッグストアで検査薬を買って、なくなって、また買って。
これを繰り返す内に
………あれ、全然妊娠しないんだけど。
とかやっぱり考えちゃうんですよねぇ。
気にするからダメなんだ!
そう思って検査薬を使わずいて、生理がやってくる度に結構ショックを受けてました。
この時期はコロナが急激に流行りだして、まだまだワクチンも出てなかった頃でした。
妹に「赤ちゃんがコロナ嫌がってまだこないのよ」と言われた時は、少しだけ気持ちが落ち着いたようなそうでもないような(笑)
1年だけ様子見て、妊娠しなかったら検査しに行こうと夫婦で決めた矢先でした。
ちょうど決めていた1年になる数日前。
そろそろ生理がきそうだなー。
検査薬まだあったよなー。
2個あった検査薬。
やってみた結果が………。
陽性。
最初は信じられず、2個目も使ってみた結果変わらず。
速攻で病院の予約をして、検査薬を握りしめて、そわそわしながら旦那の帰りを待ちました。
旦那が帰ってきて、2人で小躍りして喜びました(笑)
病院に行って無事に妊娠が判明しました。
たまごのエコー写真を見て、
本当にこれが人間になるのか……。
と、実感が湧かずに帰って来たのを覚えています(笑)
つづく。